電気工事士虎の巻 ~ オールドルーキーが教える業界事情から試験対策まで ~

已むに已まれぬ事情で48歳で電気工事業界に入ったおっさんのつぶやき

【新米電気工事士の工具一式】その1:ドライバー

こんにちはorこんばんは、かんとなです。

 

電気工事をするのに必要な工具はたくさんあります。

 

それらをすべて持ち歩く訳ではないですが、基本的な工具は腰道具といって、専用のベルトに取り付けた袋やホルダーにひとセット収めておきます。

 

その腰道具に入れておく工具ですが、実は人によって様々です。

最小限の工具だけ入れておく人(ベテランさんに多い)もいます。

一方で「アレも要るしコレも要るしな……」で締めてるだけで筋トレ状態の人(新人さんに多い)もいます。

 

おいらは後者です。

というのも何が常に必要でなにかそうでないか、まだ判断が付かないから。

 

だったらベテランさんの腰道具を見て真似れば良いじゃないか、と言われそうなんですが、これが同じ道具の揃いでは何故か不安になるんですよねぇ……。

 

ということで、今回から新米電気工事士であるおいらの腰道具、並びにポケットに入れているものをご紹介していきたいと思います。

 

・ドライバー

 

ベッセル(VESSEL) ボールグリップドライバー No.220 プラス2×100

ベッセル(VESSEL) ボールグリップドライバー No.220 プラス2×100

 
ベッセル(VESSEL) ボールグリップドライバー No.220 マイナス5.5×100

ベッセル(VESSEL) ボールグリップドライバー No.220 マイナス5.5×100

 

 

基本の基本ですね。プラスとマイナスのワンセットを用意してください。グリップは使い易ければなんでも良いと思いますが、現場で見るのはほぼボールグリップです。

番手は日本で1番使われているネジに合わせて2番を、長さは普通の200ミリ(軸長100ミリ)くらいでいいと思います。

 

また、先端がマグネットになっていることが必須です。

外したネジがくっつくので落とさなくて済みますし、ネジを締める時も手を添えなくても良いですし。

(とは言いつつ、実際にはどちらの場合も可能な限り手は添えますけどね)

 

海外ブランドのドライバーは先端が磁化されていなくてもネジが吸い付くくらい精度の高いものがありますが、錆びて動かないネジを緩める為にグリップの尻をハンマーで叩くこともしょっちゅうありますのであっという間に潰れてしまうでしょう。

 

また、貫通ドライバーといって先端からグリップまで金属が通っているものは避けましょう。

貫通ドライバーというのはグリップの尻のところがハンマーで叩けるように金属製なのですぐ分かります。

 

えっ?おまえさっき、ネジ外すときハンマーで叩くって言ったじゃん?

 

という声が聞こえてきそうですが(笑)

 

確かにそうなんですが、電気工事の場合は感電という問題がありますので、万が一電気が来ているところに触れた場合に備えて、貫通ドライバーは使わないのです。

(まあ、非貫通ドライバーなら感電しないかというと……するんですけどね)

 

ラチェット機構とかプラマイの差し替えが出来るとか、その手のドライバーはお薦めしません。

現場でそんな機能を使っている暇がない、というのが理由ですが、何よりその手のドライバーは重いので、作業をしていると辛くなってくるんです(笑)

 

そういう訳で、腰道具にはノーマルなプラマイの2本を挿しておけばオーケーです。

ただ、もし余裕があるなら1番のプラスドライバーは買っておいて損は無いかもしれません。

ネジの溝が小さいところに番手の大きなドライバーを当てると一発でネジが舐めてしまうので。

 

ちなみにドライバーは消耗品とまでは言いませんが、先端が潰れたり現場で行方不明(!)になったりしますので、あまり高価なものでなくてもいいのではないかとおいらは思います。

 

その他、番手の大小とか狭いところで作業する為の柄の短いドライバーとか、必要なドライバーはまだまだたくさんありますが、それらは腰道具に入れておく必要はないでしょう。

 

P.S.

電気工事士実技試験用のセットには取付連用枠に埋込器具を止めたり、器具から配線を引き抜くときにリリースを押す為の小型のマイナスドライバーが入っていることがありますが、現場ではまず使いません。

どうしても普通のマイナスドライバーでやりたくなければ、キー型のリリース器具を用意した方がいいでしょう。

パナソニック(Panasonic)?プレートはずし器(1袋2本入) WV8400

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