電気工事士虎の巻 ~ オールドルーキーが教える業界事情から試験対策まで ~

已むに已まれぬ事情で48歳で電気工事業界に入ったおっさんのつぶやき

【新米電気工事士の工具一式】その2:ペンチ、ニッパー、ラジオペンチ

こんにちはorこんばんは、かんとなです。

 

おいらの腰道具、並びにポケットに入れているものをご紹介記事第2弾は、これも電気工事士の基本の基本、ペンチ類です。

 

・ペンチ

ホーザン(HOZAN) ペンチ 汎用性の高い万能ペンチ 電気工事士技能試験に P-43-175

ホーザン(HOZAN) ペンチ 汎用性の高い万能ペンチ 電気工事士技能試験に P-43-175

 

 

ドライバーと並んで使うことの多い工具です。

 

咥え幅が14ミリのもので、あまり重くなく、手にしっくりくるものを選びましょう。

太い電線を切るのに大型のペンチを持ち歩いている人もいますが、腰道具に入れておく必要はないんじゃないかと思います。

 

ちなみに絶縁電線の被覆を剥ぐとき、電気工事士試験では板ペンチ型のストリッパーで、学校や職業訓練校等では電工ナイフで剥くよう言われることが多いですが、現場では普通の絶縁電線はほとんどの人がペンチで剥きます。

 

理由はそれが一番早いから。

(大量に剥かなくてはならないときはVAストリッパーを使いますけどね。ちなみにおいらは人目がないところでは板ペンチ型ストリッパーを使います。現場ではアレは何故か良い顔されないので。笑)

 

ペンチで剥くと心線にキズが入るので良くないという意見もありますし、まあ、妥当な批判なんですが、キズを入れないようにペンチで剥けるようになって一人前という事でしょうか(笑)

HOZAN(ホーザン) VVFストリッパー P-958

HOZAN(ホーザン) VVFストリッパー P-958

 

 



 

 

・ニッパー

 

これも使用頻度の高い工具です。

 

ペンチは材質や形状で大きな違いはありませんが、ニッパーは頻繁に電線その他の切断に使いますので、材質(切れ味)や使い心地にこだわった方が良いと思います。

安物のニッパーはすぐ切れなくなりますので……。

 

ペンチのところでお話ししたことと少し関連しますが、電線の中でも弱電用のAE線やLEDの電源装置(蛍光灯で言うところの安定器)から器具に繋がる線のような細いより線は、ニッパーで剥けと教えるところがあるようです。

しかし、ニッパーで剥くと中の素線を切ってしまう事があります(減線といいます)

 

あれは基本的にカッターで被覆に薄く切れ目を入れてから、ペンチの刃で切れ目を咥えて剥ぎ取った方が良いです。

 

より線用のストリッパーがあればそれを使った方が間違いないのですが、形状的に腰道具に入れておくには嵩張りますので。

 

ベッセル(VESSEL) プロコン VA線ストリッパー 3200VA-1

ベッセル(VESSEL) プロコン VA線ストリッパー 3200VA-1

 
ベッセル(VESSEL) ワイヤーストリッパー より線C 3000C
 

 

 

・ラジオペンチ

エンジニア ラジオペンチ穴付 PR-36

エンジニア ラジオペンチ穴付 PR-36

 

 

上記の2つに比べると使用頻度は高くありませんが、代用できる工具がないので必ず腰道具に入れておくべきです。

小さな部品を掴むのがラジオペンチの主な役割ですが、現場では狭いところで部品を掴んだり、コンセント用に壁のボードに開けた穴から中に垂れ下がっているケーブルを掴んで引っ張り出す、まるでマジックハンドのような使われ方もします。

 

その為、先端の咥え部が長めでやや細く、手元のグリップ部も長めで扱いやすいものが良いようです。

 

握りが楽になるようにスプリングが入っているものもありますけど、そんなに手が疲れるほど使わないのであっても無くても良いです(笑)